精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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酸化グラフェンナノ粒子による表面硬さ制御と細胞培養への応用
*菅原 鈴子金田 恵輔金子 新
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p. 310-311

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抄録

細胞培養基板の硬さを制御するため,酸化グラフェン(GO)ナノ粒子をトランスファプリント(TP)やインクジェットプリントなどでパターニングをした.この基板にゲルを積層させた後に,HeLa細胞と3T3細胞を培養すると,表面下にGOの有無によって細胞のメカノタクシスと思われる接着形態の違いが確認された.さらに,カルセイン-AMによる細胞染色を用いて,GOナノ粒子の形状やゲル膜厚による影響を調査した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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