主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 312-313
導電性ポリマーであるポリピロール(PPy)を用いて,細胞への機械的刺激を試みている.本研究はPPyの変位量を増加させるため,メンブレン構造を利用した変形機構を作製している.直径5mmのPPyメンブレン構造では,電圧印加にともなうイオン吸収によって上方にたわむ.その中心部の最大変位は駆動後30sで430μmに達した.この変位はPPy膜の直径変化に比べて,約4.4倍と見積もられた.