もみ殻から作製した蛍光Siナノ微粒子の電子顕微鏡による構造解析

抄録

もみ殻は国内で年間約200万t排出され、産業廃棄物問題の原因となっていることから、有用なリサイクルが求められている。本研究室では、もみ殻の高付加価値なリサイクルとしてMg還元法の後にフッ硝酸エッチング処理を施すことにより、蛍光するSi微粒子を作製した。本研究では、従来行っていたフッ硝酸エッチング処理なしに蛍光するSi微粒子の作製を試み、TEMによって構造、形態の評価を行った。