精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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サブナノ秒マイクロチップレーザによるレーザピーンフォーミング(第1報)
パルスエネルギとデフォーカスの影響
*鷺坂 芳弘川崎 泰介平等 拓範佐野 雄二
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p. 586-587

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抄録

内閣府ImPACTプログラムにてサブナノ秒マイクロチップレーザが開発された。このレーザは水中で照射すると塑性変形に有効な衝撃波を誘起できる。そこで水中でアルミニウム板にレーザを照射し、照射面を凸とする板曲げ(レーザピーンフォーミング)を行った。基礎的な変形特性として、パルスエネルギとデフォーカスが曲げ変形に与える影響を調査した。高エネルギにすると変形が飽和し、集光しすぎると光が水に吸収されて変形効率が低下することが確認された。

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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