精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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油圧半浮上すべり面の分離電圧を基準とする接触状態制御の研究
すべり送りねじを簡略化した円筒状モデルによる基礎実験
*深田 茂生中城 幸浩堀木 淳矢
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p. 615-616

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抄録

すべり摩擦面の高剛性を維持しながら摩擦特性を改善する方法として,負荷の一部を油圧で支持してすべり摩擦を低減する半浮上すべり面が知られている.しかし半浮上状態は,接触条件が遷移する中間的領域に存在し,一定の半浮上状態を維持するための制御手法は実現されていない.本研究では,円筒状モデルにおける接触電気抵抗による電圧降下(分離電圧)を制御量とした半浮上状態の制御の可能性について実験的に検討している.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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