主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会春季大会
開催地: 東京電機大学
開催日: 2019/03/13 - 2019/03/15
p. 668-669
イットリア安定化ジルコニア多結晶体(Y-TZP)は歯科材料などとしての応用が期待されている.本研究では,単結晶ダイヤモンド工具によるY-TZPの超精密切削を行い,加工面性状と切りくず生成機構の検討を行った.ラマン分光により加工面における正方晶から単斜晶への相変態が観察され,加工面の断面観察および切りくずの表面観察より粒子の微細化が確認された.適正な加工条件によりナノレベルの表面粗さが得られた.