精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会春季大会
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きさげ作業の熟練度の定量化手法に関する研究
リズム感に基づく熟練度の定量化
*布引 雅之山崎 由佳川西 港奥田 孝一
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p. 690-691

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抄録

研削加工面をさらに高精度に仕上げるきさげは、熟練者の「匠の技」を必要とし、次世代の技術者への如何にして技能を継承させるかが問題となっている。本研究では技能継承を円滑に行うには、熟練者の技能の熟練度を定量化する手法が必要であると考えた。そして、被加工材に加える加工力波形のパワースペクトルより、きさげ作業のリズム感を評価する手法を提案し、熟練者と非熟練者の熟練度の違いを「見える化」できることを示した。

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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