精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
会議情報

レーザ測距による傾斜面形状測定時の測定誤差低減手法の開発
*針山 達雄丸野 兼治渡辺 正浩高橋 哲
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 358-359

詳細
抄録

FMCW法に基づいた測距レーザを走査して傾斜面の3D形状を測定する際に、階段状の測定誤差が発生する課題に対して、照射レーザのビーム径と面の傾斜角度の影響の詳細解析を行うことで、スペックル起因の誤差発生メカニズムを解明した。解明した誤差発生メカニズムに基づき,スペックルの影響を抑制した誤差低減手法を提案すると共に,測定対象の面粗さ,傾斜角度を変えた基礎実験にて,提案手法が有効であることを実証した。

著者関連情報
© 2020 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top