精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
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サブナノメートル以下の分解能を有する正弦波位相変調測長干渉計の開発
恒温チャンバの効果確認
*樋口 雅人グエン タンドン宗和 朋弘韋 冬明田川 正人
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p. 361

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抄録

測長干渉計は光源周波数の安定化により測定結果のトレーサビリティを確保できる点や基本分解能が高いという点でサブnmオーダの変位測定に有効である。正弦波位相変調を測長干渉計に適応し、位相補間法と組み合わせることでサブnm以下の分解能が達成される。一方で、実験室雰囲気下では干渉計や環境の揺らぎがnm以上の変動を引き起こす。本報では、恒温チャンバを用いた測定環境の安定化について検討する。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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