主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2020年度精密工学会春季大会
開催地: 東京農工大学
開催日: 2020/03/17 - 2020/03/19
p. 816-817
本研究ではパラレルメカニズム型工作機械のキャリブレーション方法を提案する。キャリブレーションには機械先端の位置もしくは軌跡などの測定が必要であるが、本方法ではアーム型三次元測定器(AACMM)から得られた2つの測定点の距離を用いている。これにより、広い測定範囲を確保し、かつ測定機の設置を厳密に行う必要がないと考えられる。ここでは実機を用いてキャリブレーション性能を評価した結果を報告する。