主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会秋季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/09/21 - 2021/09/27
p. 221-222
CFRPの切削加工では,工具送り方向を基準として-45°に配向されている繊維で欠陥が発生しやすいことが知られている.本研究では,全ての炭素繊維が-45°に配向された一方向材とエンドミルを用いて切削実験を行い,加工面に発生した欠陥を観察した.その結果,切削条件によって,発生する欠陥の種類や量が異なることがわかった.また,X線CTによるCFRP内部の観察により,欠陥の発生メカニズムが切削方向によって異なることがわかった.