精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会秋季大会
会議情報

5軸制御工作機械における送り速度ベクトル一定化条件の無線式ホルダを用いた切削抵抗モニタとアプローチ方法の検討
*田畑 穂乃佳鈴木 尊丸廣垣 俊樹青山 栄一
著者情報
キーワード: 工作機械, 切削加工
会議録・要旨集 フリー

p. 245-246

詳細
抄録

同時5軸エンドミル加工では曲面形状の創製に際して,加工面品質の一定化が難しい.そこで,本研究では5軸制御工作機械の直進2軸と旋回軸を同期させ,工具とワークの切削点での送り速度ベクトルFcを一定にすることで加工面品質向上を目指す.軸の同期誤差や半径減少量に起因する形状誤差の補正のため,新たな助走付き8の字状加工パスを考案し,サーボより取得したデータと,Artis製ツールホルダ4K-WISYを用いて切削抵抗を測定したデータと,切削したワークを測定した真円度のデータを用いて考察を行った結果を報告する.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top