主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会秋季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/09/21 - 2021/09/27
p. 245-246
同時5軸エンドミル加工では曲面形状の創製に際して,加工面品質の一定化が難しい.そこで,本研究では5軸制御工作機械の直進2軸と旋回軸を同期させ,工具とワークの切削点での送り速度ベクトルFcを一定にすることで加工面品質向上を目指す.軸の同期誤差や半径減少量に起因する形状誤差の補正のため,新たな助走付き8の字状加工パスを考案し,サーボより取得したデータと,Artis製ツールホルダ4K-WISYを用いて切削抵抗を測定したデータと,切削したワークを測定した真円度のデータを用いて考察を行った結果を報告する.