精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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X線回転楕円集光ミラーの形状取得のためのX線CTボリュームからの体積率を用いた表面抽出の高精度化 第2報
*佐俣 直弥大竹 豊三村 秀和長井 超慧
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p. 666-667

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抄録

高い分解能でX線顕微観察を行うには、高精度に加工したX線集光素子が不可欠である。集光素子の一つの回転楕円ミラーに対し、前報では、X線CTスキャンを行い、CT値を用いて表面付近におけるミラーの存在割合を算出し、ミラー断面が円であることを利用した最適化により表面抽出を行った。本報では、ミラーの存在割合の算出において、より正確なミラーの形状近似を用いることで、前報より高精度な表面抽出が可能であることを示す。

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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