精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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圧電素子駆動型形状可変ミラーを用いたX線sub-5nm集光システムの開発
*井上 陽登松山 智至田中 優人二村 浩平一井 愛雄山田 純平佐野 泰久香村 芳樹矢橋 牧名石川 哲也山内 和人
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p. 668

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抄録

大型放射光施設が発振する高強度X線をより小さく集光することで,高光子密度を活かしたX線非線形光学や,小さなスポット径を利用したナノ構造解析の発展が期待される.求める集光径が小さくなるほどミラーに必要な形状精度は厳しくなる.そこで我々は形状可変ミラーを導入し,有限要素法を用いて修正可能な形状を計算した.6周期までの正弦波型の初期形状誤差がPV-3 nm以上存在した場合においても修正可能であることがわかった.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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