主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 668
大型放射光施設が発振する高強度X線をより小さく集光することで,高光子密度を活かしたX線非線形光学や,小さなスポット径を利用したナノ構造解析の発展が期待される.求める集光径が小さくなるほどミラーに必要な形状精度は厳しくなる.そこで我々は形状可変ミラーを導入し,有限要素法を用いて修正可能な形状を計算した.6周期までの正弦波型の初期形状誤差がPV-3 nm以上存在した場合においても修正可能であることがわかった.