精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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脳神経筋骨格シミュレーションによる筋緊張の影響の解析
*江藤 人拓尾村 優一郎上西 康平千葉 龍介高草木 薫太田 順
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p. 673-674

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抄録

パーキンソン病や脊髄小脳変性症等,複数の疾患で歩容の変化が報告されている.その原因の1つに筋緊張調節機能の低下が考えられている.本研究では筋緊張の変化が歩容に及ぼす影響を調べるため,脳神経筋骨格モデルによる順動力学シミュレーションを行った.筋緊張を調節できる制御モデルで,筋骨格モデルを歩行させた.筋緊張の大きさを変えることで異なる歩容の歩行が生成され,筋緊張が歩容を変化させる可能性が示された.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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