主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 673-674
パーキンソン病や脊髄小脳変性症等,複数の疾患で歩容の変化が報告されている.その原因の1つに筋緊張調節機能の低下が考えられている.本研究では筋緊張の変化が歩容に及ぼす影響を調べるため,脳神経筋骨格モデルによる順動力学シミュレーションを行った.筋緊張を調節できる制御モデルで,筋骨格モデルを歩行させた.筋緊張の大きさを変えることで異なる歩容の歩行が生成され,筋緊張が歩容を変化させる可能性が示された.