精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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きさげ作業の熟練度の定量化手法に関する研究
きさげ先端の軌跡に基づく熟練度評価
*布引 雅之谷本 康平
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p. 694-695

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抄録

きさげは,左手で工具を工作物に押しつけて刃先を食い込ませるとともに,腰を用いて刃先を前方に押し出すことで微小量ずつ表面を削り取っていく手仕上げ作業である.一般には,“一定のリズムで刃先が円を描くように力を加えると良い”とされている.本研究では熟練度の異なる技術者のきさげ刃先と身体各部の軌跡をモーションキャプチャによって獲得し,それらの軌跡に熟練度に応じた特徴が現れることを明らかにした.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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