精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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ウォルターミラーを利用した軟X線タイコグラフィー装置の開発と細胞解析の試み
*櫻井 快竹尾 陽子古谷 登江川 悟志村 まり木村 隆志
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p. 121

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抄録

細胞を薄片化せずに内部情報を高分解能に観察することは、大小様々な小器官・分子を含む細胞の形態を網羅的に調べる上で極めて重要である。軟X線を利用した顕微鏡は、細胞の構成元素と程良く相互作用し、内部構造を高分解能に観察可能であり、XAFSによって元素分布や化学状態を知ることができる。本発表ではSPring-8 BL07LSUで開発中の大型ウォルターミラーを利用した軟X線タイコグラフィ装置の開発と、細胞試料計測の試みに関して講演を行う。

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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