精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
会議情報

ローラ押しつけ形歯面摩耗試験装置の開発
*福岡 拓斗松浦 大輔小林 恒
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 300-301

詳細
抄録

歯車対の運転に伴う歯面摩耗現象の支配要因を解明し高強度な歯車の製作に寄与するため,1対のローラ試験片を押しつけつつ強制駆動する摩耗試験装置を開発した.ローラ試験片の半径は固有の歯数・モジュール・圧力角の歯車対の運転中の特定の瞬間における接触点の曲率半径と一致させ,その瞬間の相対すべり速度が再現されるように角速度を与える.これにより観察対象の接触状況が継続的に再現される.

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top