精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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油圧半浮上すべり面の分離電圧を基準とする接触状態制御の研究
浮上変位制御と分離度制御
*深田 茂生Tran Le Hoai NamLe Thi Linh
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p. 375-376

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抄録

すべり摩擦面の高剛性を維持しながら摩擦特性を改善する方法として,負荷の一部を油圧で支持してすべり摩擦を低減する半浮上すべり面が知られている.前報では,すべり送りねじを模擬する円筒状モデルを用いた分離度制御系を構成し,浮上変位と分離度および接触面における摩擦トルクの遷移特性について実験的に検討した.本報では,浮上変位と分離度の関係について検討し,浮上変位制御を併用した分離度制御の性能向上を目指す.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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