主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 49-50
本研究では,原子拡散接合を援用したトランスファプリントで,Au成膜後の大気暴露時間が転写率に及ぼす影響を調査している.Au成膜後のスタンプと基板を湿度15,30,50%のボックスに一定時間保管した後に,基板とスタンプを接触させてトランスファプリントを行った.湿度50%で大気暴露すると,わずか1日でAu薄膜はまったく転写されないが,湿度15%では7日以上暴露しても80%以上の高い転写率が得られた.