主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2022年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2022/03/15 - 2022/03/17
p. 656-657
レーザー加工の高効率化に向け,金属材料は温度が上昇するにつれてレーザー光の吸収率が高くなることを考慮し,エネルギー密度の異なるレーザーによる重畳加工を検討した.吸収率の低い銅材料を対象に,溶融起点を形成するエネルギー密度の高いレーザーと総入熱を制御するレーザーを組合せた溶融加工を調査した.観察結果から,重畳加工では単一レーザー加工よりも省エネルギーで溶融面積を大きくできることを確認した.