精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
会議情報

大電力パルススパッタリング法を用いたナノ粒子合成の基礎検討
*堀 智貴桃園 聡平田 敦青野 祐子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 82-83

詳細
抄録

本研究では,大電力パルスマグネトロンスパッタ(HiPIMS)法によるナノ粒子合成を検討した.低蒸気圧を示すポリエチレングリコールでスパッタ粒子を捕捉し, TEMとDLSでは数nmの粒子が凝集して数百nmの二次粒子を形成していることを明らかにした.HiPIMSの電圧波形により,プラズマのイオン種の割合が変化することを確認し,プラズマ条件が凝集径に与える影響を検討した.その結果,高電圧・短パルスの場合に凝集径が小さくなることを確認した.

著者関連情報
© 2022 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top