ドライホブ切りにおけるコーティング被膜の評価

回転テーブルを用いた4種類のコーティング舞いツール実験

抄録

ホブのコーティングの実用性を確認するには、実際にホブ切りを行う方法がある。しかし、時間とコストがかかる。そこで本研究では、フライス盤に舞いツールを用いて、実験の簡略化を図り、ホブ切りの切削状態に近づけるために、ワークを回転させた実験を行った。その結果、ALTENSA、AlCrNコーティングは高い耐久値を示し、TiAlN,TiNコーティングは摩耗が発生しやすいことが分かった。