精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会秋季大会
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H2/O2/Heを用いた大気圧プラズマによる窒化ガリウムのエッチングにおける加工速度の高速化
*名畑 元喜中上 元太藤 大雪山田 純平山内 和人佐野 泰久
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p. 165

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抄録

脱炭素社会の実現に向けて、炭化ケイ素や窒化ガリウム(GaN)などのワイドバンドギャップ半導体が注目されている。しかし、GaNは難加工材料であり、高速加工が困難である。そこで、大気圧プラズマを用いたプラズマ化学気化加工(PCVM)を用いることを提案し、H2/O2/Heガスを用いることで2.7 µm/minの高い加工速度を実現してきた。本研究では加工速度における基板温度とRF電力の影響について調査し、95 µm/minの高速加工が可能であることが分かった。

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