主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会秋季大会
開催地: 岡山大学
開催日: 2024/09/04 - 2024/09/06
p. 165
脱炭素社会の実現に向けて、炭化ケイ素や窒化ガリウム(GaN)などのワイドバンドギャップ半導体が注目されている。しかし、GaNは難加工材料であり、高速加工が困難である。そこで、大気圧プラズマを用いたプラズマ化学気化加工(PCVM)を用いることを提案し、H2/O2/Heガスを用いることで2.7 µm/minの高い加工速度を実現してきた。本研究では加工速度における基板温度とRF電力の影響について調査し、95 µm/minの高速加工が可能であることが分かった。