精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会秋季大会
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プラズマCVMによる積層SiCセラミックスへの高精度表面形状創成
前工程における固定砥粒定盤を用いたラップ加工特性
*能登 樹魏 新洋孫 栄硯大久保 雄司山村 和也
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キーワード: SiCセラミックス
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p. 325

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抄録

宇宙望遠鏡のミラー材料として,設計自由度が高い積層SiCセラミックスは適当であり,その高精度形状創成プロセスとしてプラズマCVMを検討している.プロセスの効率化のため前工程として加工レートに優れるラップ加工を導入するが, 積層SiCセラミックスに含まれる成分の硬度差に起因して粒界段差が生じ,表面粗さが悪化する.本研究では,CVD-SiCの成膜による粒界段差解消を提案し,その結果について報告する.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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