主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 205-206
成膜プロセスに利用されるロール-トゥ-ロール加熱装置は現象が複雑なので、最適パラメータの効率的な探索にはベイズ最適化の導入が考えられている。しかし、従来のベイズ最適化は未制御の要因による外乱のある環境では有効に働かない。そこで本研究では外乱を許容したベイズ最適化システムを新たに開発した。結果、従来のベイズ最適化と比較して同じ実験回数で目標温度分布をより精度よく達成するパラメータを推定できた。