精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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時間的スパース性を用いたオンマシン工具位置画像計測(第一報)
フレーム間差分を用いた切りくずの検出と除去
*嶋田 剛水谷 康弘片岡 将磨上野原 努高谷 裕浩
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p. 301-302

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抄録

画像計測によるオンマシンでの工具位置検出では,加工中に発生する切りくずおよび火花が障害物となり工具の位置を正確に検出することが困難である.本研究では,障害物は稀にしか発生せず,映り込む時間が短いという時間的スパース性を利用して,画像の時系列データから障害物を取り除いて計測を行うことを提案する.本稿では,加工中の動画から,直近のフレーム間の差分を用いて切りくずの検出と除去を行った結果について述べる.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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