精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
会議情報

レーザ後方散乱光に基づくガラスマイクロクラック計測のための3次元電磁場解析
*志磨 俊紀上野原 努水谷 康弘高谷 裕浩
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 305-306

詳細
抄録

ガラスレンズの研削加工時に形成されるマイクロクラックの除去に必要な研磨量を求めるために,任意方向に進展するクラック深さを計測する必要がある.レーザ後方散乱光が遠方場に形成するパターンがクラック深さに依存することがわかっている.パターンから深さに加えて進展方向も計測する方法を検討するために,3次元電磁場解析を行った.本報では,パターンが形成される方向から進展方向が計測可能であることを明らかにした.

著者関連情報
© 2024 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top