主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 427
X線を色収差無く 10nm 集光するためには,全反射ミラーのみで大開口数化を実現しなければならない.この問題を解決するために,多数の薄板ミラーを並べた新規光学配置を考案している.この光学系を実現する最も重要な課題は,高い形状精度を有する薄板ミラーを作製することにある.そこで本研究では,圧電素子を用いた厚み 100µm 以下の形状可変ミラーを開発した.