精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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色収差の無いX線 sub-10 nm 集光のための極薄形状可変ミラーの開発
薄板型形状可変ミラーの試作
*上山 冬馬井上 陽登吉水 純弥松山 智至
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p. 427

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抄録

X線を色収差無く 10nm 集光するためには,全反射ミラーのみで大開口数化を実現しなければならない.この問題を解決するために,多数の薄板ミラーを並べた新規光学配置を考案している.この光学系を実現する最も重要な課題は,高い形状精度を有する薄板ミラーを作製することにある.そこで本研究では,圧電素子を用いた厚み 100µm 以下の形状可変ミラーを開発した.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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