心臓超音波自動取得へ向けた遠隔プローブ位置姿勢記録システムの構築

抄録

心臓超音波取得の自動化に向けたシステム開発では，機械学習等のAI導入が有効な手段である．モデルの学習に必要なデータは，医学的知見が要求されるため，学習用のデータ調達が課題となっている．本研究では，学習に用いるデータの取得にあたる専門医の負担を軽減するため，既に開発したロボットシステムにハプティクスデバイスを用いた遠隔プローブ操作を導入し，低負担で心臓超音波動画を取得するシステムを提案する．