精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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光電気化学酸化反応を用いた不純物濃度分布を有するGaN(0001)基板の高能率平滑化加工
*萱尾 澄人深川 達也藤 大雪山内 和人佐野 泰久
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p. 678-679

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抄録

砥粒や酸化剤を用いないGaN基板の新たな高速研磨法として紫外光照射による光電気化学(PEC)酸化反応を利用したPEC酸化援用触媒表面基準エッチング法を提案している.本法を用いることで原子スケールでの平滑化を達成できる一方,基板面内の不純物濃度分布に依存して加工量ムラが発生し,表面粗さが悪化する場合がある。本研究ではGaN基板にバイアス電圧を印加し酸化速度を調整することで,加工量ムラの抑制を実現した.

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