主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 682-683
SiCは高性能パワー半導体材料として期待されているが、高硬度かつ化学的に安定なため加工が困難である.コロイダルシリカを用いたSiC-CMPには多くの時間を要する.一方,ダイヤモンド砥粒を用いることで高効率な研磨が可能だが,基板表面に多くの欠陥や転移を発生させてしまう.本研究では水酸化フラーレンを用いてシリカとダイヤモンドの効果を高め,高効率研磨と平滑面の両立を試みたので,その結果を報告する.