精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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水酸化フラーレンを用いたSiCウェハの高効率研磨に関する研究
*森井 将希鈴木 恵友西澤 秀明カチョーンルンルアン パナート判谷 太輔
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p. 682-683

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抄録

SiCは高性能パワー半導体材料として期待されているが、高硬度かつ化学的に安定なため加工が困難である.コロイダルシリカを用いたSiC-CMPには多くの時間を要する.一方,ダイヤモンド砥粒を用いることで高効率な研磨が可能だが,基板表面に多くの欠陥や転移を発生させてしまう.本研究では水酸化フラーレンを用いてシリカとダイヤモンドの効果を高め,高効率研磨と平滑面の両立を試みたので,その結果を報告する.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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