主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 740-741
光触媒援用トランスファプリントは,光触媒と有機分子の剥離層を形成したスタンプを利用し,UV照射で光触媒が剥離層を分解することでスタンプからの薄膜離型性と転写率の向上を図る技術である.本報告では,剥離層であるAHAPS-SAMのモノマー濃度を変化させ,その影響を調査した.モノマー濃度にともなって成膜後の接触角が増加し,接触角が60°のときに離型層として機能するSAMが得られることがわかった.