作業療法の実践と科学
Online ISSN : 2433-8451
Print ISSN : 2434-5806
サイレントマニュピレーション後の凍結肩患者に対する作業を基盤とした実践
笹川 郁 大野 勘太久木﨑 航早﨑 涼太岩本 航高橋 香代子
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 8 巻 2 号 p. 42-47

詳細
抄録
凍結肩によりサイレントマニュピレーションを施行された50歳代女性に対して、作業を基盤とした介入を実施した。本事例は、身体機能が改善していたにもかかわらず、作業への参加に消極的であり、生活上の作業困難感を訴えていた。作業療法では、ADOC-Hを用いた目標設定と、生活場面に着目したセルフモニタリングおよび指導を行った。その結果、痛みの軽減と自己効力感、主観的遂行度の向上が認められた。サイレントマニュピレーション後も作業遂行に困難感を残す事例においては、作業を基盤とした実践の必要性が示唆された。
著者関連情報
© 2026 公益社団法人北海道作業療法士会
前の記事
feedback
Top