日本サイコネフロロジー学会雑誌
Online ISSN : 2758-7215
不眠の「見える化」
桂川 修一
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2024 年 2 巻 p. 10-16

詳細
抄録
透析患者において睡眠障害はよくみられる症状であり、一般人口における睡眠障害より高率に認められる。不眠症は慢性不眠障害のみならず、睡眠関連呼吸障害や睡眠関連運動障害に区分される病態に含められる。不眠は加齢に伴う生理学的変化によってもたらされる症状であり、加えて症状を増悪させる生活様式と心理社会的要因が関連する。さらに高齢化に伴う認知症の合併や腎不全に伴う種々の身体合併症によりもたらされる睡眠障害がある。ここでは透析患者における不眠症の頻度とその原因となる病態について、特に身体疾患を中心に述べ、不眠症治療一般を参照しつつ、透析患者にその適応について検討した。
著者関連情報
© 2024 一般社団法人 日本サイコネフロロジー学会
前の記事 次の記事
feedback
Top