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クオリティレポート
交互作用を含む直交表実験の部分実施による非直交最適計画の検出力
松本 哲夫
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ジャーナル 認証あり

2017 年 47 巻 4 号 p. 335-341

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抄録
 本報告は,非直交最適計画の実際的な実施方法と検出力を検討し,実務面への適用を促進,支援することを目的とする.
  2水準の因子A,B,C,Dの主効果はある程度わかっていて,交互作用A×B,C×Dに注目した実験をおこないたいという場面を想定する.これを通常の直交表で実施する場合はL16 の実験となる.
 本報では,実験資材の確保,納期,費用,労力等の制約で,実験者には16回の実験が許されず,8回の実験に収めなければならない状況にあるとき,それに適う計画の立案方法を提供する.
 すなわち,4因子のすべての水準組み合わせ16通りの中から8実験を選ぶとき,その場合の数は12,780通りあり,その中から注目した交互作用の検出に相応しい非直交計画を見つけ,それを採用する.
 シミュレーションにより,この非直交計画を用いたときの検出力を検討した結果,実務上大きな問題はなさそうであった.
 直交計画に拘泥せず,実験効率の低下が大きくないなら,実験者の置かれた状況に最適となるような計画を選ぶことにより実験回数を半減できる.また,交絡を避け,かつ,注目した交互作用の推定精度を直交実験と同等にできる.
 よって,この非直交計画の実務面への利用価値は高い.
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© 2017 一般社団法人 日本品質管理学会
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