独立行政法人 産業技術総合研究所 計測標準研究部門
独立行政法人 産業技術総合研究所 計測フロンティア研究部門
株式会社ライフ技術研究所
2010 年 59 巻 10 号 p. 581-586
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フィラメント加熱が不要な小型冷陰極X線源のエネルギー分散蛍光X線分析への適応性を元素分析用標準物質を用いて調べた。その結果,各種合金の同定,臭素系難燃剤や重金属を含むプラスチックの定量分析が可能であることが明らかとなった。冷陰極X線源を用いることにより,従来の熱フィラメントを用いた装置に比べて,エネルギー効率が高く,短時間で起動でき,更にコンパクトな蛍光X線分析装置の実現が期待される。
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