九州産業大学大学院工学研究科
九州産業大学工学部
九州大学大学院工学府エネルギー量子工学専攻
2011 年 60 巻 1 号 p. 9-14
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金属酸化膜に強い放射線を照射すると,濡れ性の向上や防錆効果等の現象を生じることが報告されている。この現象は放射線誘起表面活性といわれている。反応の機構は,放射線により金属酸化膜で電荷分離が生じ,酸化・還元反応が起こるためであると考えられている。著者らは,差動型の微小空間電荷測定装置を開発した。これを用いて,ジルコニウム等に低レベルガンマ線(241Am)を照射し,発生する微小な電荷を測定することができた。
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