独立行政法人 放射線医学総合研究所
2012 年 61 巻 8 号 p. 439-447
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医療用小型加速器は99mTcの直接製造に適用可能であり,また99Moは中型加速器にて製造できる。筆者らは,代替製法の一つとして提唱されている荷電粒子の100Moへの照射により,これら核種の遠隔自動的な製造法を開発した。加速器製法は,小規模生産に優れた手法と考えられ,比較的簡便な操作で製造を行うことが可能である。国内のPET施設等で稼動する既存加速器を有効利用することで,十分量の99mTcを製造できる可能性があると考えられた。
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