京都大学工学部
京都大学農学部
京都大学原子炉実験所
1990 年 39 巻 12 号 p. 553-556
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樹木の樹幹は, 生え替わる葉や樹皮と異なり, 過去における環境の変化を年輪に残していることがあるので, 優れた環境指標となり得る。アンチモン汚染土壌に生育するアカマツ, コナラおよびスギと, 銅汚染土壌に生育するアカマツ, リョウブおよびスギの年輪方向におけるSbおよびCuの濃度分布をそれぞれについて測定した。その結果, Sbの環境指標植物としてはスギが, また, Cuについてはアカマツが有効なものの一つであることが分かった。
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