ホリスティックサイエンス学術協議会会報誌
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KKスケール法を用いた、腰椎変性すべり症の後に腰椎圧迫骨折を伴った被験者に対するアロマセラピー効果の評価
今田 真琴Makoto Imada
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2019 年 13 巻 1 号 p. 5-31

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抄録

 腰椎変性すべり症とは、第1腰椎から第5腰椎までの椎間関節が、椎間板の異常などによって骨が前後にずれてしまう疾患である。第4腰椎と第5腰椎に好発し、加齢とともに腰椎が不安定性をともなって脊柱管が狭窄し神経を圧迫することで腰痛や下肢痛、痺れが生じる。閉経した女性に多くみられるため、加齢とともに女性ホルモンの影響、骨粗鬆症の進行による影響などと考えられているが詳しい原因はまだわかっていない。  腰椎圧迫骨折とは、第11~12胸椎と第1腰椎の胸腰椎移行部に好発する脊椎圧迫骨折で、外傷や椎骨の衰弱によって引き起こされる。その症状は激しい腰の痛みを伴い、骨折症状が治るまでの期間は、歩行や寝返りを打つことさえ困難となる。下肢の痺れ、痛み、麻痺といったヘルニアに似た症状を発することもある。圧迫骨折は高齢者や女性に多く、腰椎圧迫骨折と胸椎圧迫骨折がある。70歳を超えた女性の3人に一人は危険性があるとも言われている。 本検討は、3年前に腰椎変性すべり症の手術をした71歳の女性が、引っ越しの最中に家具の移動で、圧迫骨折となったため、腰痛、足のしびれを訴えた。7日に1度のペースでアロマトリートメントを合計7回行った。KKスケール表を用いてQOLの変化を観察した。

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