ホリスティックサイエンス学術協議会会報誌
Online ISSN : 2760-1218
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論文
KKスケールを用いた長時間の事務作業に伴う不調を有する被験者に対するアロマセラピー効果の評価
坂井 恭子
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2024 年 18 巻 1 号 p. 1-24

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抄録

日本における男女を合わせた就業者数は、2022年平均で6,723万人とされ、中でも職業別就労者数の割合で事務従事者は最も多く、全体の20.8%(1,401万人)を占めている1)。事務職はデスクワークを主とし、就労中に長時間の座位姿勢を取り続けて疲労を溜めるケースが多い。また1980年以降は情報機器の発達に伴うOA化、IT化が進むことでVDT(Visual Display Terminals)作業が広まった結果、VDT作業による眼精疲労やドライアイ、頸肩腕症候群、腰痛など視覚機能や筋骨格系への影響が問題視されるようになった。それにより1985年「VDT 作業のための労働衛生上の指針について」、2019年「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が策定された2)。 このようなガイドラインが策定されたことからも、VDT作業を伴う長時間の事務作業は、就労者に身体的負担を強いると言っても過言ではないだろう。 本検討は長時間の事務作業に伴う眼精疲労、首~肩のこり、腰部の疲労感、全身の倦怠感、むくみを訴える被験者に対して7日間に1回、精油を用いたボディトリートメントを8回行い、KKスケール法を用いてホリスティックな観点からQOLの変化を観察したものである。

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