鉄道工学シンポジウム論文集
Online ISSN : 2759-1492
鉄道工学シンポジウム論文集
論文 温度変化および走行列車荷重を受けるロングレール軌道応答の実態解明
早川 容平, 楠田 将之
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2025 年 29 巻 1 号 p. 117-124

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抄録

 軌道の座屈安定性評価は,わが国では列車荷重を考慮しない温度荷重に対する静的座屈を対象とするのが一般的である.しかしながら,未だ多くの鉄道事業者で著大通り変位事象が発生しており,座屈安定性のより精緻な評価手法の必要性が高まっている.検討においては,温度荷重による静的なレール挙動の実態や,列車走行時の動的影響下における道床横抵抗力特性の解明が必要であるが,十分に明らかになっていない.そこで本研究では,レールの静的挙動の実態を把握するため,急曲線ロングレール区間のレール変位の長期計測を行った.また,動的影響の実態を把握するため,ロングレール区間の浮きまくらぎ箇所のアップリフトおよびレール凹凸箇所の振動加速度の現地測定を行った.さらに,数値計算により現地で得られたアップリフトの再現解析を行った.

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