鉄道工学シンポジウム論文集
Online ISSN : 2759-1492
鉄道工学シンポジウム論文集
論文 車両運動を考慮した車輪・レール転がり接触連成シミュレーション
坂井 宏隆, 高垣 昌和
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2026 年 30 巻 1 号 p. 251-258

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抄録

 車輪とレール間の転がり接触によって作用する力は,摩耗やき裂など,車輪やレールをはじめとした部材に損傷をもたらす.そこで,著者らは車輪とレール間に作用する接線力などの力学挙動を精緻に再現するため,三次元有限要素法を用いた数値シミュレーションツール「車輪・レール転がり接触シミュレータ」を開発している.本ツールはソリッド要素とばね・ダンパ要素によって車両や軌道の構成部材をモデル化し,動的非線形解析により,時々刻々と変化する車輪とレール間の接触力を評価する.本論文では,本ツールと車両運動シミュレーションツールを連成することで,車両運動を考慮した転がり接触シミュレーションを可能としたので,その具体的な連成計算方法と,試計算による検証結果について述べる.

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