三菱電機(株)ULSI開発研究所 評価・解析センター
1994 年 16 巻 4 号 p. 27-30
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極薄シリコン酸化膜では、経時絶縁膜破壊(TDDB)や、ストレス印加後の酸化膜中の捕獲電荷、Si/SiO2界面準位の発生による影響よりも、ストレス印加後に低電界側で顕著に現れるリーク電流の増加が深刻な誘電体膜信頼性の課題となる。このストレス誘起リーク電流(SILC)の有効なウェハレベル信頼性評価方法として、ストレス電界と測定電界を独立にした経時絶縁膜リーク(TDDL)特性から得られる経時絶縁膜劣化(TDDD)評価法の提案を行う。
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