富士通株式会社 情報処理事業推進本部 品質保証統括部 信頼性技術部
1995 年 17 巻 6 号 p. 96-99
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コンピュータ機器を停電時にバックアップする無停電電源装置(UPS)には, その電力源として, 小型シール鉛蓄電池(以下バッテリーと呼ぶ)が使用されている。本来このバッテリーは密閉構造を採用しておりメンテナンスフリー(補水不要)を実現しているが, 実際は数年で容量低下を起こし寿命に至る。今回は, このバッテリーの容量低下原因を調査し, その劣化量を測定分析することで, バッテリーの交換周期を決めるために必要な寿命評価期間を大幅に短縮した。
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