労働省産業安全研究所
日本信号(株)
東京工科大学
1998 年 20 巻 3 号 p. 174-183
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安全はリスクを許容できる限界まで下げることであり, 最悪の状況を想定した危険性評価(リスク評価)をまず行う。しかし, その評価に基づく防護策は, リスクの低減効果(確率)を求めながらも, 防護策の故障時の防護機能維持, 具体的には故障時機械が停止できることの立証(安全立証)を要求している。ここでは, 安全の確保が, まずリスク評価(確率論)によって危険性を認識するが, 高リスクに適用すべき高安全性が, 防護の構造に対する立証性を求めていることを示し, そのための基本的な論理について説明する。
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