日本信頼性学会誌 信頼性
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ISO 9001(2000)/14001(1996)国際審査登録制度における信頼性の側面 : 信頼性管理プログラム審査モデルの試み
夏目 武
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2001 年 23 巻 3 号 p. 265-269

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抄録
信頼性に関する国際規格はIEC 60300-1:1994-Dependabi1ity Management-Part1 : Dependabi1ity Programme managementとIEC 60300-2(1995)Dependabi1ity management : part2-Dependability programme e1ements and tasksをはじめとした46規格文書から構成されている.従来の信頼性に係わる諸活動の大半を網羅している.そもそもIEC 60300-1(1994)Dependabi1ity Management-Part 1 : Dependabi1ity Programme management, ISO 9000-4(1997) : Quality management system-Part 4 : App1ication guide for Dependabi1ity programme managementの二重ロゴを持ち品質管理システムの一部のサブシステムとして位置付けられている.ISO 9001の要求事項の展開においては, 契約の形態では同等の要求事項となりうることを意味している.ここでは審査対象となった場合の信頼性プログラム要素とそれらに関わる作業及び対象としている品質管理システム構築との関連の中で, 信頼性要求の実現の為に必要とされる要素と保証活動全般の審査対象モデルとして, 本質的な信頼性保証活動を検討し, 提案する.
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© 2001 日本信頼性学会
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