日本信頼性学会誌 信頼性
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故障物性研究会の活動と期待
味岡 恒夫土屋 英晴
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2018 年 40 巻 3 号 p. 110-117

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抄録

故障物性研究会(以下,研究会とする)は毎年 7 名程度会員が増加し,隔月で行われる月例会には毎 回 30 ~ 40 名が参加しており,研究会としてはかなりの規模になっている.研究会では企業で信頼性に 係わる技術者が月例会の議論の中で得たものを活用し,電子機器の信頼性向上に努めることを主目的と し,信頼性の作り込みに関連する幅広い議論を行っている.そのテーマは会員の希望を基に決めた新技 術,故障事例,様々な技術解説,提案・問題提起などで,口頭発表,パネルディスカッション,技術調 査(分科会)という様々な方法で忌憚のない議論が行われている.研究会には,信頼性に強く関係する 情報の入手や論理的な考え方の理解に加えて,技術者として資質向上に役立つ意見交換などが期待され ている.

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© 2018 日本信頼性学会
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