信頼性シンポジウム発表報文集
Online ISSN : 2424-2357
ISSN-L : 2424-2357
2007_秋季
セッションID: 6-3
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6-3 組込み機器のためのソフトウェアによるスタック破壊攻撃検出手法に関する一考察(セッション6「システムの信頼性、保全性、ライフサイクルおよびソフトウェア面(2)」)
*大原 衛坂巻 佳壽美
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抄録
近年,インターネットに接続される組込み機器が増加し,組込み機器に適したセキュリティ技術が求められている.本稿では,組込みOSの動的リンカを変更し,脆弱性を持つプログラムを実行の直前に書き換える手法について検討する.提案手法による動的リンカを試験的に実装し,いくつかのバッファオーバフロー脆弱性を持つプログラムを実行して提案手法の有効性を検討した.この結果,実装した動的リンカが脆弱性への攻撃をエラーとして検出し,対応できることが確認された.
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© 2007 日本信頼性学会
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